February 21, 2005
組み込みでのウィルス被害-まあ普通、感染してないよな [News]
まあ普通に考えて感染しているはずはないんですが、やっぱり感染していませんでした。トヨタのLexusブランド。
組み込み製品のウィルスについてはこっちに詳しく書いてますが、
組み込みLinuxでのウィルス被害はどうなるか
現在、組み込み系でウィルス感染が報道されているのは、WindowsシリーズとSymbianOSのみで、その他のOSは感染されていないんですよね。
で、トヨタのレクサスにSymbiganOSが搭載されていたんじゃないかということで、こういう噂が広がったわけです。だけど、トヨタがSymbian使うわけ無いじゃん。
理由1
SymbianOSは携帯に特化しているわけで、カーナビに搭載された例なんて全く聞かない。カーナビと携帯電話の大きな違いは、映像出力の機能の違いであり、SymbianOSに高度な映像の処理ができるとは思えない。だから普通の自動車にSymbianOSは搭載されるはずが無い。
理由2
トヨタは慎重な会社だから。すでにウィルス感染例があるようなOSをそのまま載せるわけないじゃないですか。自動車会社は枯れたシステムしか使わないのが通例。
で、まあ、なにが載っているかは公表されてないんですよね。
たぶん、iTronベースで自社開発したものだと思うんですけど、なにしろ欧米での販売なので、なにか違うものを利用しているかもしれない。
とりあえず、よかったよかった。
January 29, 2005
組み込みLinuxでのウィルス被害はどうなるか [News]
組み込み機器が高度になるにつれ、PCと同じくウィルス対策は急務となるだろう。
もともと、Linuxは普及台数も少なく、ユーザーのセキュリティ意識も高く、オープンソースにより、見つかった際の修正が共同作業で行われるためセキュリティホールを埋められるのが早いなど、ウィルスに関しては注目を集めてこなかった。
(トレンドマイクロの調べによると、2003年までにWindowsでは7万種のウィルスが発見されたが、Linuxでは340種とのこと。)
しかし、組み込み機器では、普及台数も多く、セキュリティ意識も低く、セキュリティホールが埋められてもアップデートすることが困難であることから、もしウィルスが作成された場合、対応が極めて困難だ。
そういうわけで、組み込み機器のセキュリティのことを調べてみると、
携帯電話では、2004年6月にSymbianOS対象のウィルスCabriが登場して以来、
Cabir亜種、Mosquitos、Skulls、Skulls亜種、Lasco、MetalGear.A、Gavnoなど
複数登場している。
PDAでも、WinCE4.Dustが出てたり(ITmedia)、
自動車では、一昨日初めて携帯電話からの感染の疑いが報告されてる(CNET)。
Lexusブランドでの感染の疑いだが、どのOSを利用しているかは非公開とのこと。
うーん、普通にWindowsAutomotiveじゃないの?って感じだけど、
ユーザーに恐怖感を抱かさないためか?
Linux使ってるなんて想像つかないしなー。
というわけで、少しずつ組み込みでもウィルスが出現され始めているわけです。
次回は、それに対する対策でも調べてみます。
(こうやって言っておいて毎回調べてませんが、実は今現在調べ途中なので、
多分問題なく、調べられてます。)
まあ、組み込みは、
OSが不明確だったり、独占が起きてなかったり、ハードがバラバラだったりして、
なかなかウィルス作成者にとっても絞り込みにくい市場なわけですが、
世界の携帯の8割がSymbianOSであるとのことから、携帯電話は狙われた格好なんでしょうね。
つまり、独占が始まるとウィルス作成者の意欲も増大すると。
なんだか、そういう相関、だれか研究してくれたら、
ソフトウェアの独占に対する警笛がもっと吹かれるようになってくれるのでしょうが・・・。
January 19, 2005
本を読む01ー企業価値評価―バリュエーション;価値創造の理論と実践01 [Editor]
この前友人と話していて、就職後に必要な知識を一緒に勉強しようかという話になった。
じゃあ、来週から始めようかと提案すると、2月は忙しいらしく無理なようだ。
というわけで3月から読もうと決めたが、自分で一度読んでおくことにした。
その本がこれ。
企業価値評価―バリュエーション;価値創造の理論と実践
単行本 | ダイヤモンド社 | トム コープランド | 価格: 5,040円 | 発売日:2002/03 |
最近企業価値という言葉がよく使われるようになった。
企業価値評価の意味合いとしては、企業というものを評価して価値を算定しようということだが、
ぶっちゃけると企業がいくらか計算するということだ。
会社が買収されたり、会社を買収する時に、お互いの売値・買値が一致しにくいために(そりゃそうだな)
しっかりとした基準が必要ということで企業価値を算定する手法が考えられるようになった(はず)。
現在、日本では、東証一部上場企業を全て合わせた時価総額(発行株式×一株あたりの株価)が、
1990年代初頭では603兆円が、2002年度では267兆円になっている(この本参照)。
日本はこれまで成長を続けていたために、企業価値を意識しないですんだが、
このように株価が下がってしまったこと、
2006年度から国際間での株式交換が可能になる(らしい)ことからも、
企業価値を上げる努力が必要になる。
というのも、国際間での株式が交換可能になったということは、
お金はなくても株があれば会社が買えるということ。
同程度の売上の企業ならば、日本の企業よりアメリカの企業のほうが株式時価総額が高いから。
簡単にぽんぽん買われちゃう。
そういうわけで、どうにか株価を上げなくてはならなくなるわけだ。
(もしくは上場を廃止するかだ。)
そういうわけで、金融畑で生きていくことになった僕らは、
上記の企業価値評価を書いた本の中でいちばん有名なこの本を読むことにしたわけです。
ちなみに内容は以下のとおり。
理論編(なぜ企業価値を評価するのか
企業価値を創造する経営者
価値創造の本質 ほか)
実践編(企業価値評価のフレームワーク
過去の業績分析
資本コストの推定 ほか)
応用編(複数の事業を行う企業の価値評価
周期的変動のある企業の価値評価
アメリカ以外の国々での企業価値評価 ほか)
厚い本だけど、文字が大きいのと具体例が豊富なので楽しめそう。
一章ずつ感想をこのBlogで書いていけるといいな。
January 09, 2005
卒論訂正事項の整理 [Research]
正月気分を完全に切り替えて、卒論訂正事項の整理です(大学生活の整理は後回し)。
喝をいれてくれたGさんに感謝。
1.検証が足りてない
1-1..WindowsとLinuxの正しいコスト比較を。(中島先生)
1-2.組み込みではミドルウェア以外にハードの制限も重要なはず(特に電源・サイズ)(中島先生)
2.リアルタイムについて起動時間は含まないのではないか。(中島先生)
3.シェアの実数値を追加するように。(末松先生)
4.組み込み製品の一覧を追加するように。(末松先生)
1-1.コスト比較は、各Windows製品の価格、各Linux企業の販売価格、各Tron企業の販売価格を比較することになる。だが、Windows以外、提供価格は製品毎に異なり、各社が商品・取引先企業によって価格を決めている(Windows製品も同様のことが言えなくもない)。
⇒コスト比較は難しいか。
1-2.組み込みのハード部分は、MPU(マイクロプロセッサ)・メモリー・電源ユニットに分けられる。電源ユニットは不慣れだ・・・。資料を再度探しなおす。
2.リアルタイムの起動時間は、含まれていると言えば含まれるが、組み込み製品はスリープ状態である状態が多く、現実的には起動時間は含まないかもしれない。
⇒毎回OSの再起動を行う製品がどの程度あるか確認してみる。過去の文献のリアルタイムの定義を引っ張る。
3.シェア等の数値は、社団法人日本システムハウス協会・経済産業省・社団法人トロン協会・株式会社富士経済、この四つの統計データがある。
⇒再度まとめ、追加、Excellで加工。
4.組み込み製品は、一般消費者向け・法人向けの二つに分かれ、それらのサイズ(単純な大きさ)・使われる場所等で分類が可能(これがMECEかというとうーん・・・)。
⇒再度組み込み製品の機能がどこで分けられるか、ミドルウェアにとどまらず比較を行う。
という方針で行く。とりあえず、3・1-2を明日までに簡単に整理する。
1-1が鬼門になりそう。コストでのLinuxの優位性はちょっと言えそうにないか・・・。
December 17, 2004
12月17日卒論審査 [Editor]
12月17日、僕の卒論審査が行われました。
その様子を簡単にまとめておきます。
日時:12月17日、13時~15時
場所:新館8F末松研究室
人:僕、末松先生、中島先生
末松先生はご存知の通り、僕の指導教官。
組み込みというより、広くオープンソースソフトウェアを経営・経済的に研究されてます。
元マッキンゼーとか多彩な経歴。
中島先生は経済のサーバー管理者かつ情報系の授業を担当されている。
富士通で働いていた経験有りで、当然この分野精通してらっしゃる.
指導教官である末松先生が審査するのは当然ですが、もう一人がどなたになるかが
凄い不安だった。中島先生でほんとありがたかった。
なんだかよく分からない解説だけど、とりあえず関係がある人に当たったので、
助かったーってことです。
内容:
簡単に10分ぐらい僕から卒論の内容を説明、
以降中島先生を中心に質疑応答+問題の修正。
そういうわけで、1月31日までに書き直すことになりました。
修正内容は以下
・論文の中身について
・検証が足りてない
・WindowsとLinuxの正しいコスト比較を。(中島先生)
・組み込みではミドルウェア以外にハードの制限も重要なはず(特に電源・サイズ)(中島先生)
・リアルタイムについて起動時間は含まないのではないか。(中島先生)
・シェアの実数値を追加するように。(末松先生)
・組み込み製品の一覧を追加するように。(末松先生)
・論文の形式について
・ページ番号が打たれてない
・口調が「である」ではなく、「だ」で終わっているものがいくつかある。
というところでした。
コスト比較は凄い辛いし、電源・サイズのハードウェア的な話は疎いのですが、
これいれないことにはしっかりまとまらないので、新たに勉強することになりそうです・・・orz。
December 05, 2004
卒論完成 [Editor]
すったもんだがありましたが、卒論が完成しました。
本当は、図表をたくさんつかったものにするつもりが、海外での作成となり、
文字ずらずらになってしまいました。
多分、近日中に手直しのお達しが来ると思うので、
それまでにExcelシートをガリガリ作るのみです。
24日以降に公開できるかなー。
